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Birthday Donationの結果のご報告と振り返り

7月15日に36歳の誕生日を迎えるにあたって、Birthday Donationという少し変わったチャレンジをした。

そして、、、

かものはし応援_成功

本当にありがたいことに、多くの方に賛同して頂き、20万円以上もの金額かものはしプロジェクトさんの活動資金として寄付できるとともに、僕も東京マラソンに無事出走できることになった。寄付してくださった方、拡散・応援してくださった方には、心から感謝の気持ちで一杯です!本当に、ありがとうございました!!


さて、せっかく珍しい試みをしたということで、簡単にではあるけれど、振り返りのメモも残しておこうと思う。

【今回実施したこととその結果】

・かものはしプロジェクトの担当者の方に相談をして、アクティブチャリティという「約2ヶ月間で20万円以上の寄付をすること」が条件の枠で東京マラソンにエントリーをした(通常のチャリティランナーは10万円の寄付で出走が可能だが、最近は加熱していて、寄付集めのための期間はほんの数日間くらいしかないという状況)

・寄付集めにはpolcaというフレンドレイジング(主に身の回りの人たちに支援者になってファンドレイジングを行うこと)のシステムを利用。Polcaを選んだ理由は、審査なしで手軽にプロジェクトの立ち上げが可能なことと、手数料が一切かからず無料なことから(ただし無料期間は2018年8月で終了するとのこと)。なお、特に目立った寄付の返礼品は用意せず、かものはしプロジェクトさんが実施するイベントの優先参加券のみとした

・結果的には31人もの方から目標額を上回る211,400円の寄付を頂くことができた。このお金は全額がかものはしプロジェクトの活動費として寄付されるとともに、寄付をした人は税控除を受けることもできる

・支援の呼びかけを行ったのは、個人のFacebookで誕生日当日と、残り5万円になったタイミングの計2回。最初の呼びかけから数日間で約8万円(達成率40%)が集まったものの、ここで伸び悩んだ。かなり焦って、その焦りの気持ちも含めて告知開始から2週間くらい経ったタイミングで、人前で話す機会があった際に2度ほど今回のプロジェクトの宣伝をさせてもらった。これが効果的で、初対面の方も含めて5万円強の支援が集まった。そして、残り6万円くらい(達成率70%)になったところでラストスパートの告知を出し、その告知を出した日に一気に達成することができた

【上手くいったこと】

・「誕生日というタイミングでのBirthday Donation」と「東京マラソンのチャリティラン出走」という2つのポイントで訴求をしたこと

・polcaは立ち上げがとても手軽で、思い立ったその日にスタートを切ることができるレベルだった。決済の方法とかも含めて、これだけ気軽に個人がファンドレイジングを行うことができるということが画期的だった

・当たり前なものの、残り6万円になってから「あと少し」という呼びかけをしたことがすごく効いた。やはりクラウドファンディングのような形式では、多くの人がラストスパートでこそ応援してくれるということを実感

・オンラインでの呼びかけだけでなく、リアルな場での訴求が大事。恥ずかしがらずに面と向かって「困ってるから応援して!」と伝えることが大切。(ただ、個人的には1対1だと逃げ道のないお願いになってしまうので気が引けた。1対マスで明るく訴えかけるのがやりやすかった)

【苦戦したこと】

・振り返ってみて、特に初動のところでは思った以上に苦戦をしたという印象。何人かの人に指摘されたが、そもそも「NPOの経営者が他の団体を支援するという構図が分かりにくい」という点が挙げられる。やはり自団体のために挑戦をする方が分かりやすいか。また、やっている側の感覚としても、自団体のことではない宣伝をFacebookでバンバン出すのは本業をないがしろにしている気がして後ろめたさも少しあった印象。。。

・Polcaは手軽な分、使いにくさもあった。達成状況の可視化がいまいちやりにくい点や、支援者の匿名性の高さ(つまりは支援者とコミュニケーションを取りづらい)、また、一度作ってしまうと文言や金額設定に修正が一切できない(僕はタイポが2箇所あって恥ずかしかったけど、結局そのままに…)といった点などで、もどかしさを感じた

・かものはしプロジェクトの方々とも相談して寄付金額は「5,000円~」と設定をしたが、気軽に応援するには高すぎる設定だったような印象もある。何が最適解かは分からないものの、個人的には、もう一度やるなら3,000円くらいに設定するように思う

【やってよかったこと】

・そもそも、普段から応援している団体のことを更に主体的に応援できる機会になったのが嬉しかった(かものはしプロジェクトさんは10年以上サポーター会員をしていたが、なにかもっと貢献できる方法はないかとずっと考えていた)

・事業収入を主な収入源とする事業型NPOの経営者としては、寄付を集めることやクラウドファンディングをすることの大変さが身にしみて分かったのが勉強になった。多くのNPOが日々懸命に行っているファンドレイジングの活動の一端を知れたり、その気持を味わえるということは、かなり貴重な機会ではないかと思う

・さまざまな人から風変わりな挑戦を応援して頂くことができ、改めて、「有り難い」という言葉の本当の意味を痛感させられた。また、特に想定していなかったような友人たちからも支援や心のこもったメッセージをもらうこともでき、そうした人たちとは更に強い繋がりを持つきっかけになった

・通常は個人での挑戦という色合いの濃いマラソン出走という挑戦が、自分だけではなく応援してくださる方々や支援先団体、更には支援先団体の支援する方々のためのチャレンジとなり、マラソンに対するモチベーションが一気に高まる(これは同時にプレッシャーでもあるのですが。。。でも、本当に頑張ります!)

+++

というわけで、超乱雑な感じなものの、振り返りは以上。

まだマラソンは走っていないものの、今回Birthday Donationという挑戦をしたことは、総じてやってよかったと素直に思う。誕生日とか、自然に誰かから「おめでとう」と声をかけてもらえるタイミングで寄付や支援をお願いすることは、もっと広がっていくべき文化なのではと思う。

今回僕はマラソン出走という形で支援のの呼びかけを行ったが、もっと別の形もありえるはず。polcaはじめ、せっかく便利な仕組みが世の中に溢れてきているので、こういう形で、ちょっと工夫したファンドレイジングを個人が誰でも仕掛けられる楽しい時代になってきている。

ぜひ、記念日とかを上手く活用して、多くの人にいろいろな工夫のファンドレイジングに挑戦をしてもらって、日本のNPOの活動をもっと盛り上げてもらいたい。


<今回僕の挑戦に対して寄付をしてくださった方へ>
この度はご支援を頂き、誠にありがとうございました。心から御礼を申し上げます。寄付を頂いた方には「寄付控除のご案内」と「かものはしプロジェクト主催イベントへのご招待」がありますので、ご希望の方は以下URLに必要情報をお書き頂けましたら幸いです。

https://goo.gl/s8goyY


NPO法人クロスフィールズ
小沼大地(@daichi0715
※ 当記事はNPO法人クロスフィールズ代表小沼の個人的著述です。
※ 2016年9月2日(金)に初の著書が発売になりました。
『働く意義の見つけ方―仕事を「志事」にする流儀』(ダイヤモンド社)
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